持分所有(シェアリング・共同所有)VS 1隻所有

 このサイトを訪れてくださった方のほとんどは、本来はご自身の豪華なヨット・クルーザーを一人で所有したいとお考えだと思います。しかし、経済的負担が大きい点や管理のために費やす時間と労力が膨大に必要である点からシェアリングや共同所有・共同オーナーシッププログラムに興味を持っていただけているのだと思います。

 お一人でヨット・クルーザーを購入し、維持・管理メンテナンスをしていくのは、思いの外大変です。初めてヨット・クルーザーを購入された方の内、ほぼすべての方がそうおっしゃいます。

 今回は、持分所有(シェアリング・共同所有)と1隻所有の様々な違いを見ていきます。

購入手順

まずは1隻所有の場合の購入手順を見ていきましょう。

1.ヨット・クルーザー販売サイトを閲覧したり、ディーラー・ブローカーへ相談したりして候補艇を決定する。

2.候補艇のサイズとご自身の予算や立地の希望に合う係留場所(マリーナのバース)を探す。

 →首都圏のマリーナではほぼ常時バースは埋まっていて数ヶ月~数年順番を待たなければ空きが出ません。

3.実際にヨット・クルーザーの内覧を行い状態を把握する。

4.予算や内覧の結果次第で、必要に応じて販売者もしくはブローカーへ価格の交渉や修理の依頼を行う。

5.購入意思を販売者・ブローカーへ伝え、試運転と陸上での水面下船体の状態確認を行いたいことを伝える。

6.船体価格の一部を支払い、試運転・陸上上架のための契約を行う。

7.試運転・陸上上架を行い状態を把握する。

8.試運転・陸上上架の結果次第で、必要に応じて価格交渉や修理の依頼を行う。

9.売買契約を行い、費用を支払う。

10.マリーナ契約を行う。

11.ご自身に合った保険を探し、契約する。

12.ヨット・クルーザーの所有権移転登記を行い、船舶所有者変更・船名変更に伴い船舶検査証書の書き換えを行う。

13.船名を変更した場合は、船名のシールを船体に貼り直す。

14.乗組員を雇用したり、あるいは乗組員を派遣してくれる企業を探し契約を行う。

15.メンテナンスの年間契約を行う場合は、契約先の企業を探し契約を行う。

ざっと、このような手順になり購入に関することだけでもやる事が盛りだくさんです。

続いて、持分所有(シェアリング・共同所有)の場合の購入手順を見ていきます。

1.弊社の取扱YACHTの中から希望のヨット・クルーザーを選ぶ。

2.購入希望意思を伝え、数万円を支払い内覧と試運転を同時に行う。

3.売買契約を行い、費用を支払う。

4.ヨット・クルーザーの持分所有権移転登記を行い、船舶所有者変更に伴い船舶検査証書の書き換えを行う。

たったこれだけです。格段にやる事が少ないですよね。では、どういった点が1隻所有と違うのか見てみましょう。

購入手順の違い

持分所有(シェアリング・共同所有)の場合、1隻所有の場合と違って

①マリーナを探し、契約する必要はありません。購入希望のヨット・クルーザーの係留場所は既に確保されています。

②基本的に、内覧と試運転は同時に行うことができます。

③保険を探す必要はありません。既に補償の手厚いエンジン焼付き保証付きの保険を契約しています。

④乗組員を雇用したり、派遣元を探す必要はありません。クラブ運営事務局が行います。

⑤メンテナンスの年間契約先を探す必要はありません。クラブ運営事務局が行います。

所有・維持管理に関する違い

 1隻所有の場合に、維持管理メンテナンスをどの程度専門業者に任せるかによって異なりますが、UNIVERSAL CRUISE YACHT CLUBでの持分所有(シェアリング・共同所有)サービスのほうがきめ細やかであると考えています。

  1. クルージングのプランニングもご希望であれば承ります。
  2. ケータリングやお飲み物の手配等も承ることができます。
  3. 給油は全てこちらで行います。
  4. 船内・船体の清掃はご使用前とご使用後に都度行います。1隻所有に比べて運航回数が多いので清掃の回数も必然的に増えて、清潔に保つことができます。
  5. 乗組員の手配も承ります。

売却に関する違い

 売却に関しても、持分所有(シェアリング・共同所有)の場合と1隻所有の場合とでは違いがあります。その違いについてご説明します。

  1. 1隻を売却しようとする場合、新たな買い手が係留場所を確保できない限り売却が実現しません。これに対して持分を売却しようとする場合は新たな買い手が係留場所を確保する必要はありませんのでスピーディーに売却が完了します。

2. 持分売却は1隻売却に比べて売却額が格段に低いので、新たな買い手が早く現れることが予想されます。

3. 持分を売却する場合は、1隻を売却する場合と違い、保険の解約手続き等は不要です。クラブ運営事務局が対応します。

4. 持分を売却する場合の買い手探しや新たな買い手候補の方の内覧対応等は全てクラブ運営事務局が対応します。

 以上のように売却に関することについても、持分所有(シェアリング・共同所有)の方が優れているのではないかと思います。

 購入・維持・売却に関する違いを御覧いただきました。すべての面で、持分所有(シェアリング・共同所有)の方が1隻所有よりもオーナー様のご負担は軽減され快適なヨットライフをお送りいただけると思います。

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